種から盆栽を育てる
「盆栽キット」で
黒松盆栽の栽培に挑戦中。
種を巻いてから1年半経ちました。
(厳密には1年8か月)
5つの種をまいて、3つ芽が出ました。
小さいけれどちゃんと松してます。
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(最新の写真) 同じタイミングで種撒いたのにこんなに個体差が... |
まだ1年半しか栽培した経験しかないので、
盆栽のプロではないのですが、
少なくとも1年半は枯らさずに育てられたので、
今まで調べたり、気をつけてきたことなどを
まとめてみました。
前提として、
もしこれから「盆栽キット」で
栽培に挑戦される方は、
「盆栽」の本や、盆栽ブログなどで栽培方法を
調べてみることをオススメします。
セットについている説明書だけでは
ちょっと栽培の知識量としては
足りないかもしれません。
追記:2022年11月一番小さい松が枯れました
2023年夏頃全ての松が枯れました
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(ちなみに「モミジ」もあったのですが、発芽することなく失敗してしまいました。泣)
1・松盆栽はできるだけ屋外で育てる
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発芽した頃 |
種を撒いて、
発芽までは室内で育てていましたが、
(発芽までは栽培キットのトリセツ通りでOK)
発芽してからすぐに
日当たりのいい屋外
に移動させました。
※寒い時期に発芽した場合は要調整です。
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種まきから2ヶ月の頃 |
風の強い日だけ倒れないよう、
物理的な理由で室内に避難させますが、
一年中、南側のベランダの室外機の上に
基本的に置きっぱなしです。
松は日本の気候で育つ木なので、
基本的に屋外が栽培に適した
環境ということらしいです。
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風で倒れて転がっていかないように 浅いカゴにいれています |
ただし、
地面やコンクリに直置きすると
日中に熱くなりすぎるので、
すのこや台の上に置くなど
する必要はあります。
2・水やりの方法
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(今朝撮った写真) 梅雨の時期は成長が活発(当社比)なので 毎日見ていて飽きません |
水やりは1日1回たっぷりと
(真夏は2回、冬は2日に1回など、土の乾燥具合を見ながら)
植木鉢の中に
水を「通す」感じで
(植木鉢の下から水が出てくるまで)
水やりをします。
水はけが重要なので、
植木鉢の下に
お皿を敷かない方がいいらしいです。
(根が腐ってしまうため)
3・植え替え
初めて植え替えをした頃 根が定着するまでヒヤヒヤものでした... |
盆栽キットの植木鉢に3、4個芽が出てきて、
それぞれを独立させて育てたかったので、
ヘニョヘニョの苗みたいな状態で
植え替えしましたが、
なんとか生き永らえてくれました。
植え替え時期は「桜が咲く前」
が良いとされています。
植え替え後、なんとか根が定着して 元気に育ってくれました。 肥料は一切あげていません。 (種まきから11ヶ月の写真) |
通常は、
根っこが絡まって
水はけが悪くなってきていたら、
植え替えのタイミング。
水はけが悪くなっていたので、
今年の春に2回目の植え替えをしました。
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植え替えてしばらくは葉っぱがたくさん枯れて 心配になります... (種まきから1年6ヶ月の写真) |
植え替えの方法や、土の調合は
ググるといっぱい出てきますので、
自分に出来そうな方法で。
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今日の1枚 「くつ」 |
今年の秋は、いよいよ
「針金」に挑戦しようと思っています。
成長が遅くなる秋以降が
針金するのに良い時期だそうです。
(成長期に行うと樹液が出てきてしまうらしい)
針金で枯れなかったら、
またレポートしたいと思います。