今日は青色申告会へ行って
「複数年分のラインスタンプの売上は入金日付けでまとめて記帳して良いのか否か」
という質問をしてきましたのでレポートします。
結論を先に申しますと、
私の事業形態と売上金額（5万円しないくらい）であれば、
「入金手続きした年にまとめて申告しても良い※」
とのことでした。
※注意
私は実際に体験したことを書いただけなので、
今回のレポートは、ほんの１例にすぎません。
人によっては確定申告すら不要の方もいますし、
収入が桁違いに多い方は違う回答があるのかもしれません。
私は専門家ではないので、このブログ記事は、
分からないことを調べてみるきっかけに
なればいいなという目的で書いています。
少しでも不安がある場合はしかるべき機関で
分かるまで徹底的に調べることをオススメします。
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１・ラインスタンプのシステムについて
ラインスタンプのシステムはこんな感じです。
・ラインスタンプ１点で35円の収益
・収益は1000円以上から入金可能
・振込手数料は550円
・収益から源泉徴収税を差し引いた金額が入金される
（月ごとの売り上げ明細はダウンロードして確認できるようになっている）
このように、
手数料の負担が大きいのであまりこまめに
入金申請したくないシステムなのです。
私は４年近く放ったらかしにしていました。
最初の１、２年は1000円未満でしたが、
ありがたいことに収益は4万円代に。
放ったらかしにしていて、
いつの間にか消えたりしたら悲しいので、
そろそろ現金化しようということで
入金手続きを行いました。
ところが、売上明細を見たときに
「これって...毎年申告するべきだったのだろうか...」
という疑問が...
ということで、詳しい人に質問してきました。
２・青色申告会の回答
基本的なマニュアル通りの記帳方法しか
教えてはいけない決まりになっているらしく、
彼らの独断で
「数年分をまとめて次の確定申告で申告しちゃってもいいよ」
とは言えないとのことなので、
・税務署に確認してください。
・税務署に確認した際は担当者の名前を聞いておくと良い
との回答でした。
なるほどだからインターネットで調べても
確かな回答がないわけです。
（したがって、このブログ記事も確かな情報ではないので参考程度にとどめておいてくださいませ）
（ちなみにこの程度の質問なら電話相談で良かったのに....と言われた。とほほ案件）
３・税務署の回答
税務署に突撃かけようかと思ったのですが
「来所せずに電話してください」
とHPに書いてあったので１時間おきに５回くらい
電話をかけてみたけれど全くつながらず、
電話するだけで一苦労でした....。
今思えば、コロナの影響で問い合わせ殺到してたんだね....。
それで肝心の回答はと言いますと、
・（5万円程度なら）入金された日に記帳、その年にまとめて売上申告してOK
とのことでした。
金額が大きい場合はどうするか聞いてませんが。
金額が大きい時は、こまめに入金手続きするよね...。
放ったらかしにしていたら会社が倒産して
消えてたなんてこともありえるわけだし...。
ちなみにラインスタンプだけではなく
この手の収入はだいたい入金された日に
まとめて記帳して
その年に申告する感じでいいよという回答でした。
外資の場合は特に、
現金化するまでレートの変動があるので
売掛もつけられないしね...。
シンプルな回答で安心しました。
今日はよく眠れそうです...。
これでNGだったら数百円のために
３年分くらいの修正申告しなくちゃ
いけなくなるところでありました....。
４・ラインスタンプ売上の仕分け方法
全部まとめちゃってOKということであれば、こんな感じで記帳することになります。
最後に
今は誰でも簡単に始められるネットビジネスも増えて、
ラインスタンプと似たような仕組みで
収入を得ることが増えてきているのではないでしょうか。
私はまだ1円も収益ないですが、
ブログの収益も同じような仕組みですね。
分からないからといって
あまり放ったらかしにしておくと
後々面倒なことになりかねないので、
気になったら税務署に随時確認することをおすすめします。
基本は１年ごとに
入金申請して申告したほうがいいという前提ですが、
少額ならばまとめても大丈夫な場合もある....
というレポートでした。
