風変わりな精神科医のお話/小説『イン・ザ・プール』

2024年4月26日金曜日

今日のしかし

 なんでも話せる友人に

「自分は強迫症かもしれない」

という話したら

こういう映画あるよ

と教えてくれたのが

「イン・ザ・プール」


おすすめしてくれた映画は

できるだけ見ようと思っている今日この頃。


しかしこの映画は2005年の映画で

もちろん映画館で見られない。

映画系のサブスクにも入ってないので

諦めかけていたところ、

原作は小説だということに行き当たり

図書館ですぐに借りられそうだったので

借りて読んでみた。


奥田英朗著「イン・ザ・プール」文春文庫

ちょっと風変わりな精神科の医師の元にやってくる

患者とのドタバタコメディ。

最終的には患者の張り詰めた気持ちが緩まって終わる。

シリーズで何冊か出ているうちの1冊で、5話分収録。


そのバラエティ豊かなゲスト(患者)のなかに

強迫症の患者がやってくるという感じ。


責任感が強すぎて、

最初はタバコの火を消したかどうか

確認せずにはいられない感じからはじまり、

医師の些細な言葉で心配の範囲が広がってしまい、

最終的には他人のすることまで

心配し始めるところまでエスカレートする。


医師の「心配はひとにさせるの」

という言葉は

何かいいヒントにはなったように思う。


患者はだいたい思い詰めていたり、

我慢していたり、

狭い世界に自分を押し込めている。


それを風変わりな医師が

特に原因を突き止めていくわけでもなく、

治療を行うわけでもなく、

突拍子も無い方法で解放に導いていく。


強迫症の参考にはなったような、ならないような...。

だけど、面白かったよ。

シリーズだから他のも読んでみようかな〜。

自己紹介

趣味の英語や簿記の勉強、ダイエット、肌断食、お買い物のお話など思いつくままにつらつらと日記を書いています。

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