実家と言っても
今、私が住んでいる家でもあるのですが、
長年の(もう10年以上になるかしら)
シンプルライフな布教活動が実を結び、
片付けは順調に進んでいるというお話を少し。
(先日、家族が手放した本たち) |
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1:汚屋敷時代
2:汚屋敷から脱出するきっかけになった本
3:片付けが加速するきっかけになった出来事
4:これからの課題
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1:汚屋敷時代
汚屋敷の度合いはいろいろありますので、
汚部屋の程度を思い出してみる...。
・階段の1段1段に物が積んであった。
・玄関の下駄箱に靴が置ききれず、IKEAの大容量の棚を購入して置いていた。
・壊れた家電やダイエット器具を処分せずに置いていた。
・子供の頃着ていた服、ランドセル、教科書も全部所持していた。
・押し入れを閉めるのが大変だった。
・キッチンの野菜かごに腐った野菜が置いてあった。
・いつのものかわからない節分の豆が各部屋に放置してあった。
・開かずの扉が2つあった。
・カニ歩きしないと通れない通路があった。
思い出すだけでもこんな感じです...。
(今はアトリエの収納で使っているこの棚が追加して使っていた靴箱です) |
2:汚屋敷から脱出するきっかけになった本
未だに汚部屋から
抜け出せない(抜け出すつもりもない)
家族が約1名いるのですが、
その部屋から発掘した本が
まさかの片付け本でした。
部屋でたまたま発見したこの本を勝手に持ち出し
1日で一気読みして
「使っていなものは捨てていいものなのか!!」と
目から鱗が落ちたのを覚えています。
当時うつ病を発症して仕事してなかったので、
まずはゆっくり自分の部屋を片付けてみて、
次に玄関、階段、通路、洗面所を
じわじわ片付け始めた。
キッチンは料理担当(母)に聞きながらする必要があったので、
この本を読んでもらったら、
わりと簡単に布教完了。
どんどん捨てるので、たまに抵抗されつつも、
キッチンとリビング、パントリーまで片付けて、
生活スペースの片付けはあっという間に完了した。
そして、ご縁があって
夢にまで見た猫を迎えることができたのです。
片付けて一番良かったなと思ったのは猫が飼えたことかな。
汚屋敷だったら「今はちょっと....」てなってたと思う。
3:片付けが加速するきっかけになった出来事
遠方に住む祖父母が生活困難になってきたので、
私たちが住む街の近くの介護ホームに
入居してもらうことになった。
介護ホームは2人で入居するので、2人部屋。
少し広い部屋だけれど、持っていける荷物は限られている。
生活必需品+本人が大事にしているもの
だけを持って先に引越し。
少し大きめの1軒屋まるまる片付ける作業は
両親2人で行い、
売れるものは売り、残りのものは
廃品業者に全部持って行ってもらったそうな。
仏壇の処分とか、
本にへそくりが挟まっていたりとか
いろいろ大変だったようだけど、
なんとかやり遂げて、家も無事売却。
介護ホーム入居後の祖父母の暮らしぶりが
とても快適そうな様子を見ているうちに、
両親ともに片付けの重要性を感じたようで、
不用品を処分することに
抵抗がなくなっていきました。
片付けに理解を示してもらえるようになってきたので、
共有スペースの片付けは
どんどんブラッシュアップして、
開かずの扉が開き、
家本来の使い方ができるようになってきた。
そのあと、少し小さめの家に引っ越しするのを期に、
4トントラック2台分の不用品を処分することができました。
4:これからの課題
片付けに終わりはなく...。
私のスペースもまだ完璧ではない。
各々の部屋については口出ししないけれど、
時々片付けを進めているようです。
最近は部屋の模様替えをすると言って、
本を大量に処分していた。
よしよしいい調子。
「写真はどうしても捨てられないので、自分たち(両親)が死んでから処分して欲しい」
と遺言まがいのことを言われていたりするけれど、
かつての汚屋敷の時には考えも及ばなかった
生前整理なども始めたり、
お金も無駄な出費は控えるようにと
考え方がだんだんシンプルライフに近づいている感じだ。
よしよし。この調子。
最後の問題は「約1名」の汚部屋住人の件。
片付けてもらえるようにいろいろ試してはみたものの、
足元に散らばるゴミに焦点があっていないようなので
これはもう...放っておくしかないようです..。
家にゴミ部屋があるだけで不愉快極まりないので
どうにかしたいのだが....どうしたらいいのか..。
あら。令和最新版が出てる...。人気なのね。
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